新生児期が過ぎて、1か月健診でも
問題なく、
そろそろ
「うつ伏せの練習をしようかな?」
と、思っているママや、
健診でうつ伏せをさせるように
アドバイスをもらって、
「赤ちゃんにうつ伏せをさせてみよう!」
と思ったママが、いざ赤ちゃんを
うつ伏せにしたら・・・。
泣いて嫌がる!
そんなことはありませんか?
乳児のまだ小さい身体で、泣いて
嫌がっている様子は胸を痛めるママも
多いようです。
「赤ちゃんが泣くから、うつ伏せは
やめよう!」
と、思いたくなりますよね。
でも!ちょっとまって!!
うつ伏せ練習では手の位置に
ポイントがあるんです!
それだけでは上手くいかない場合は、
裏技でタオルを使うやり方も。
そこで、
今日は実際私が試してみた方法を、
保育士・ママ目線から、
- うつ伏せ練習での手の位置の
ポイント - タオルを使ったうつ伏せ練習の
やり方の裏技 - ママの身体の上でのうつ伏せ
遊びのやり方
も、ご紹介したいと思いますよ。
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赤ちゃんがうつ伏せ練習で泣く!上手なやり方のコツは?
では、赤ちゃんがうつ伏せ練習で泣くとき、
上手くいくコツを見ていきましょう。
うつ伏せの練習で、上手くいくコツは
ズバリ!
手の位置がポイント。
なぜなら、赤ちゃんが自分の身体を
うまく支えやすい位置があるから
なんです!
では、具体的なうつ伏せ練習が
上手くいく手の位置のポイントを
みていきましょう。
手の位置について
赤ちゃんがうつ伏せをするときの、手の
位置は、赤ちゃんが身体を支えやすい
位置にママが調節する必要があります。
そのやり方は・・
- 赤ちゃんをうつ伏せにする。
- 脇をしめて、手の位置は
肩の下にくるようにママが
調節してあげる。
これで、大分赤ちゃんは身体を支え
やすくなるはず。
これは我が子の画像。
このように脇をしめて、手の位置は
肩の下にしています!
肩から、肘までが一直線になる
ような(大体でいいと思うんですが)
イメージをすると分かりやすいですね。
手の位置は、赤ちゃんが自然に置いた
手の位置だと上手くいかないことも
あるんです。
なので、
ママが肩の下に手がくるように、
調節してあげるほうがおすすめ。
- うつ伏せにしてみると、
しばらくは頑張っていた。 - 早い時期から、寝返りを
しようとしていた。
こんな特徴のある赤ちゃんは、
この方法で、おそらくしっかり
うつ伏せが出来ると思います。
私は、我が子で何回も試して、
その結果、この手の位置にたどり
着いたんですが、
この方法だと、何もしないときよりも
身体を支えやすいようです。
泣いて嫌がることも減りました。
- 普通に脇が開いている。
- 手の位置も無調整の状態。
で、うつぶせをさせると、わりと早く
(うちは早いときは3秒くらいでした)
赤ちゃんがうつぶせに疲れて、
ベチャっと潰れる姿勢になってしまい
ました。
なので、
- 脇をしめる。
- 手の位置を肩の下に調節する。
この状態を意識して、うつ伏せの練習を
することで、より身体の筋力もつき、
うつぶせで泣くことも、だんだん
なくなりますよ。
うつぶせ練習でタオルを使うやり方は?
うつ伏せ練習では、タオルなどの
道具を使った補助のやり方も
あるんです。
まず、
- タオルを使ったうつぶせ練習。
- 座布団、バランスボールを使う
うつ伏せ練習。
そして・・。
うつ伏せにしたら泣いてしまう
くらい、うつ伏せが苦手な赤ちゃんが
ママと一緒に遊び感覚でできる、
うつぶせ遊びについてもお伝えして
いきますね。
タオルを使ったうつ伏せ練習のやり方
最初にお伝えするのは、
タオルを使ううつぶせの練習のやり方。
まず、
タオルを使った簡単な補助具を作って
いきます。
そして、
うつ伏せの練習をやりますよ。
では、作り方からご紹介していきます。
◇タオルを使う補助具の作り方◇
■用意するもの■
- バスタオル2枚
- ひも
■作り方■
- バスタオルを2枚重ねる。
- 一緒に巻いていき、ひもで
タオルの巻きが崩れないよう
固定して完成!
しばるだけ。
イラストでは、一番右が使っている
簡単な図になっています。
- 赤ちゃんの腕を前に出す。
- 脇の下から胸あたりに、タオルの
補助具を入れて、身体を支える。
この練習のやり方は、
- 赤ちゃんの筋力不足を補助する。
- 無理なくうつ伏せ練習が出来る。
することが、できますよ。
バスタオルで作ると、赤ちゃんの
よだれがついても、すぐに洗うことが
できるので、清潔に保てます!
座布団、バランスボールを使ったうつ伏せ練習
次は、おうちにある座布団を使う方法。
これも上の図の一番右を見ていただく
通りなんですが、
- 座布団を半分に折り曲げて段差を
作る。 - その上で、赤ちゃんをうつ伏せに
する。
座布団だと傾斜もゆるやかなので、
調節しやすいです。
バランスボールを使う方法は、
- 少し弾ませるようにしてあげる。
- ママが乳児の手を支えて、前後に
ボールをゆっくり動かす。
と、いった方法。
保育園で、全然うつ伏せをしない
子どもにやってみて、効果的だったので、
おうちにバランスボールがある場合は、
取り入れてみてください。
赤ちゃんとママのうつ伏せ遊びのやり方
うつぶせにした瞬間泣いてしまう
赤ちゃんには・・
ママと一緒にうつ伏せ遊びをする
のが、おすすめです。
遊びといっても、ふれあい遊びの
感覚です。
なぜなら・・
ママの身体の上で、赤ちゃんを安心
できるようにしてあげるため。
うつぶせにした瞬間泣いてしまう
赤ちゃんは、あおむけの感覚より、
うつぶせの感覚が嫌だと感じることが
多いんです。
なので、
ママの身体の上などで、うつぶせに
してみましょう。
うつぶせの感覚が苦手な赤ちゃんには、
安心感と同時に「うつぶせが楽しい」と、
思えるようにしてあげることも大切。
例えば、
- 背中を優しくさすって
マッサージしてあげる。 - 歌をうたってあげる。
- 顔の表情を変えて遊んでみる。
こんなかんじで、ママと赤ちゃんの
ふれあいをしながら、うつ伏せで
遊ぶようにします。
ゆったりと無理なく、うつぶせが
楽しいものと思えるようにしながら、
すこしずつ「うつぶせ」でいられる
時間がとれるようにしてあげましょう。
うつ伏せ練習の時間はどのくらい?
うつ伏せ練習って、どのくらいの
時間すればいいんでしょうか?
うつ伏せ練習は、絶対させなければ
いけない時間は決まっていません。
どちらかというと、
いきなり長時間うつ伏せ練習をさせる
よりは、
- 一日に数回うつ伏せをする。
- 短い時間のうつ伏せを沢山させる。
ほうが、赤ちゃんにも負担になりにくい
と思います。
ママも、そのほうが取り入れやすいです
よね。
そして、
毎日繰り返して続けることが、大切!
この、毎日の繰り返しということは、
赤ちゃんの発達には欠かせないんです。
これから先、赤ちゃんは色々なことが
できるようになっていくわけですが、
それは、ほったらかしでは無理なものも
あるんです。
なので、
この段階から赤ちゃんと、しっかり
向き合って、繰り返し続けることに
ママが慣れておいたほうが、のちのちの
発達に困ることも少ないと思います。
赤ちゃんがうつ伏せで、しんどくなって
くると、身体が支えきれずに泣きますが、
ママが・・
「がんばれー!」
「上手上手」
など、声をかけてあげると、赤ちゃん
にもママの気持ちが伝わりますよ。
あと、
授乳直後は、うつ伏せは避けましょう。
お腹が圧迫されてしまいます。
さいごに
うつぶせの練習は、赤ちゃんに
無理やりやらせればいいのでは
ありません。
無理やりやらせるのでは、
赤ちゃんにとって苦痛でしかない
からです。
できるだけ、楽しくすすめる
ためにも、
- 一日に少しずつの時間にする。
- うつぶせの回数を増やす。
- 毎日継続する。
と、いうことをポイントにすると、
無理がないと思います。
赤ちゃんとじっくり向き合ってみて
くださいね。
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