そばは、つるつるっと食べられて
とても美味しいですよね。
夏の暑い時期にも、冬の温かい時期
にも美味しいですし、手軽に食べられる
のも魅力。
そんな美味しい蕎麦ですが、子どもに
食べさせるときは、食物アレルギーが
心配な食べ物の食材の1つなんです。
そばの食物アレルギーは、かなり有名な
ものなので、多くのママやパパが知って
いると思いますが、
実は、まだ
蕎麦でアレルギーが出る
なんて知らなかった!
と、いうママやパパも。
子どもに食べさせて、「しまった!」と
なってしまう前に、今日は蕎麦を
子どもが食べられるのは、いつから
なのかについてを中心に、保育士目線と
ママ目線で、お伝えしていきたいと
思いますよ。
子どもはいつから「そば」を食べられる?
では、さっそく子どもは、いつから
そばを食べられるのかについて考えて
いきましょう。
そばを食べるのに、慎重にならないと
いけないのは・・
- 食物アレルギーを引き起こす
可能性がある。
と、いう理由からですよね。
では、そばを食べて食物アレルギーを
引き起こしてしまったときは、一体
どんな症状が出てしまうんでしょうか?
そばの食物アレルギーの症状は?
そばを子どもが食べて、アレルギーを
引き起こしてしまった場合の症状は・・
- 蕁麻疹や湿疹が出る。
- 口回りが赤みを帯びたり、
腫れたりする。
(口の中もピリピリしたり、喉の
奥がかゆいようなイガイガする
ようなかんじになる。) - 嘔吐したり、お腹が痛くなったり
する。 - 下痢が続く。
- 咳が出て苦しさを訴える。
- アナフィラキシーショック
(アナフィラキシーに更に、
意識障害、血圧低下を起こした
状態)
などの、状態になる可能性があります。
アナフィラキシーとアナフィラキシー
ショックは別物で、
アナフィラキシーショックのほうが、
更に深刻な状態を指しています。
アナフィラキシーについては・・
子どもが「そば」をいつから食べられるかの目安
子どもが「そば」を食べられる目安と
しては・・
- 1歳6か月(18か月)
- 離乳食から幼児食に移行している
のが、大体の目安となります。
ただ、
- 両親にアレルギーがある。
- 全然離乳食が進んでいない。
- 他の食品でアレルギーが出る。
- 子どもの兄弟にアレルギーが出る
子どもがいる。(そばに限らず)
と、いう場合は注意が必要!
離乳食の時期は、大人に比べると消化
する力が弱いため、そばを食べさせる
のは、特に避けたほうが良いです。
私自身も、食品アレルギーがあるので、
(蕎麦ではない)小児科の先生に
言われたんですが、やはりアレルギーは
遺伝することが多いそうです。
なので、
上でお伝えしたような場合は、子どもに
食べさせるのも注意が必要になります。
幼児食で子どもに「そば」を食べさせるときの注意
幼児食で、子どもに蕎麦をたべさせる
ときにも注意するポイントがあります。
それは・・
- 小児科が開いている時間にする。
- 最初から普通に食べさせない。
- 体調が良いときに食べさせて
みる。 - おうちで食べさせる。
と、いうこと。
なぜなら、
- もし食物アレルギーの
症状が出てしまった時にも、
慌てずに対応できる。 - 蕎麦は、ゆでている蒸気を吸う
だけでも症状が出る場合がある。 - 体調が悪いと、アレルギーなのか
判断がつきにくい。 - 外食だと、そばが原因なのか特定
しにくい。
からです。
蕎麦を食べさせる量ですが、
- 最初から一人前の量を食べさせ
ないようにする。 - ゆでた一本を一口大に切って、
一口分だけにする。
ようにしましょう。
子どもにアレルギー症状が出ないかをよく観察する
蕎麦は、アレルギーを引き起こした
場合に、すぐ症状が出ます。
ひどい場合は、ほんの数分後には、もう
症状が出る場合も。
大体の場合は、2時間以内になんらかの
反応が出ます。
なので、
子どもに蕎麦を食べさせたら、症状が
出ないかどうかをしっかり確認する
ことが大切。
そして、子どもが保育園や幼稚園に
通っている場合は、必ずアレルギーが
出た事を報告しましょう!!
そばは何歳からでも慎重に!!
そばは、何歳でも症状が出る可能性が
ある食品なので、何歳からでも慎重に
食べさせたほうがいいです。
私の保育園で、3歳児の子どもが、
そばを食べてアレルギーが出たことが
あるんです。
その子どもは・・
- 食物アレルギーは他になし。
- 好き嫌いなし。
- 特に体調面で問題もない。
と、いう元気な普通の子どもさん
でした。
「もう3歳児だから、大丈夫かな?」
と、外食をで初めてそばを食べ、
アレルギーが出てしまったそうです。
この子どもは、3日ほど、蕁麻疹が
出たり、下痢症状が続いていました。
子どもって、
- 気分が悪い。
- 吐きそう・・。
- お腹が痛い。
を、全部「お腹が痛い!」と訴える
ことが多いです。
あと、
- 口の中の違和感を訴えたり、気に
したりする。 - 何も言わないけど、様子が普段と
違う。
こんな場合も、しっかり様子を見て
あげてほしいです。
なので、
- 食べさせるときは慎重に。
- 食べたあと症状が出ていないか
確認。
するようにしましょう。
さいごに
今回は、子どもに「そば」はいつから
食べさせていいのかについてを中心に、
お伝えしました。
さいごにもう一度まとめると・・
そばを食べさせる目安としては、
- 1歳6か月(18か月)
- 離乳食から幼児食に
移行している。
そして、
- 小児科が開いている時間にする。
- 最初から普通に食べさせない。
- 体調が良いときに食べさせて
みる。 - おうちで食べさせる。
- 最初から一人前の量を食べさせ
ないようにする。 - ゆでた一本を一口大に切って、
一口分だけにする。
ようにしましょう。
そして、
もし、アレルギーが出てしまったら、
幼稚園や保育園に子どもが通っている
場合は、必ず伝えることも忘れずに。
コメント