5月8日午前10時15分ごろ、
滋賀県大津市大萱6丁目の
県道交差点付近で、お散歩中の
保育園児のところに車が突っ込むという
悲惨な事故が起きました。
たまたま、お散歩中の信号待ちを
していて、車の事故に巻き込まれて
しまったようです・・。
事故にあったのは、レイモンド淡海保育園の園児!原因は?
8日午前10時15分ごろ、大津市大萱6丁目の湖岸道路で、保育園児の列に車が突っ込んだと、近所の住民から119番通報がありました。列には保育士3人と園児13人がいたそうです。現場は住宅などが点在する一角です。(恵)#事故 #大津 https://t.co/1W3BiyPwG4 pic.twitter.com/nB6v9ch5rv
— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) 2019年5月8日
事故に巻き込まれてしまったのは、
大津市のレイモンド淡海保育園の
2・3歳の男女13人の子供たち。
園児13人と保育士2人が搬送され、
うち2~3歳の園児4人が意識不明の
重体となっています。
残念ながら小さな子供たち2人は、
助かりませんでした。
原因は、車同士がぶつかった
はずみで、園児たちのところに
突っ込んできたことと報道されて
います。
私も今日は子供たちを連れて、
散歩に出かけていたので、保育園に
かえってきて、このニュースを聞いて
驚きました。
保育士の人数は十分?
お散歩に出かけていたのは、2・3歳の
子供たちということで、保育士は3名
引率していたということですから、
人数は十分足りています。
・2歳児なら、保育士1人につき子供は
5名。
・3歳児なら、保育士1人につき20人
のところが多いと思います。
自治体や保育園により、さらに手厚い
職員体制を敷いている保育園もあり
ますが、今回は保育士の数も3人
ですから、しっかり基準は満たされて
いますね。
それに、今回は信号待ちをしていたと
いうことですから、先生や子供たちには
何の落ち度もなかったと考えられます。
散歩中に車から子供たちを守るには
お散歩中の事故を防ぐには、まず
子供たちにすぐ対応できるように
・引率人数を担任+1名つける。
・必ず手をつながせる。
・白線の内側を歩かせる。
・保育士の配置を前後の間に
もう一人配置する。
・子供同士の間を開けない。
と、いうことが基本です。
そして、信号待ちのときにも
必ず車の様子をうかがうように
したほうがいいです。
私の保育園でも、子供たちに信号待ちを
させるときには、後ろのほうに固めて
保育士が囲むようにしています。
そして、大事なのは・・
・信号が青になってもすぐにわたらせない!
と、いうことも忘れないようにして
ほしいです。
けっこう信号の変わり目に突っ込んで
くる車もたくさんいるからです。
つい、信号待ちをしていると、
気が緩んでしまいがちですが、しっかり
車にも気を向けることが大切。
職員間で声をかけるときも、
うるさいくらいで丁度いいです。
子供たちにも危険を意識させることも大切
保育士ばかりが注意するのではなく、
子供自身にも、道を歩くことは危険
も隣合わせだとという状態を直接
意識させることは重要です。
例えば・・
・フラフラと車道のほうに歩かない。
・必ず左右の確認をさせる。
ことを声をかけることにより、意識
させる等です。
理由は・・
・安全に気を配る習慣がつかないから。
保育士が左右を確認して、子供を一気に
渡らせることばかり経験させていると、
自分で左右を確認する習慣が、なかなか
身につきません。
散歩に行くたびに声をかけていると、
子供たちからも
「車きたよー!」
「あぶないよ!」
と、いう声が聞かれるようになりますよ。
さいごに
今回は、レイモンド淡海保育園の
散歩中の事故と、車から子供を守る
ために心がけたいことを、まとめ
ました。
今回の事故で巻き込まれた子供たちや
先生方の回復と、亡くなられた子供
たちのご冥福をお祈りいたします。
事故は、どうしても防げないことが
ありますが、しっかり車と子供に
目を向けて、今後も保育にあたって
いきたいと思います・・。
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