鬼ごっこって幼稚園や保育園でも
大人気!
あまり公園で集団で遊ぶ機会も
減りつつあるんですが、今でも
保育園や幼稚園の園庭では
鬼ごっこを皆で楽しむ姿をよく
見かけます。
鬼ごっこは、鬼が鬼ではない
子供を追いかけてタッチをする
というのが基本!
しかし、何回も繰り返している
うちに、もっと他のバリエーションも
試したくなりませんか?
でも、
あまり難しいルールは幼稚園や
保育園の子供たちは理解できません。
そこで、
今日は保育士目線で、実際に遊んでいる
なかから幼稚園・保育園児から楽しめる
鬼ごっこののうち、人気のあるものを
6種類ご紹介したいと思いますよ!
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幼稚園児からできる鬼ごっこ!人気のもの6種紹介
では早速、幼稚園や保育園児から
でもできる鬼ごっこを実際に
人気のもの6種を順番に
見ていきましょう。
ご紹介するのは・・・
- まるさんかくしかく鬼
- ひょうたん鬼
- バナナ鬼
- ひっこし鬼
- 色鬼
- こおり鬼
です。
順番に見ていきましょう!
まるさんかくしかく鬼
最初にご紹介するのは、
まるさんかくしかく鬼です。
では、まるさんかくしかく鬼で
遊ぶために必要なものなどを
確認していきましょう。
◆まるさんかくしかく鬼の詳細◆
◇遊びに必要な人数◇
- 一番最小人数は3人。
最大人数は制限なし。
◇適した場所◇
形が描ける場所。
(保育園の場合遊戯室なら
テープを貼ってしています。)
◇準備するもの◇
形をかくもの。
【まるさんかくしかく鬼の遊び方】
次に、まるさんかくしかく鬼の遊び方を
説明していきますね。
①地面に〇、△、□の図形を描く。 |
〇、△、□の図形を描いておきます。
最初に逃げてもよい範囲を
大きなまるで描いてから、中に△や□を
描いておくと、子供がどこまでも走って
逃げて行ってしまうことも防げます!
もちろん遊びを始める前に
大きな丸の中で遊ぶことを
しらせましょう。
②じゃんけんなどで鬼を一人決める。他の子供は広がって待つ。 |
鬼になっていない子供は、
広がって鬼ごっこが始まるのを
待ちます。※最初から子供が鬼をやるよりも、
大人が見本をみせてあげるほうが、
子供は理解しやすいです。
③鬼は「まる!さんかく!しかくおに!」と言って、〇、△、□のなかから、好きな形を言う。 |
鬼は
「まる!さんかく!しかくおに!」と
言って、自分の好きな形を言います。
例えば、
「まる!さんかく!しかくおに!」
(これを毎回言ってから自分の好きな
形を言う)
「まる!!」
と、いったようにします。
④鬼以外の子供は、鬼が指定した形の中に入りにいく。 |
鬼が形を指定したら、鬼以外の
子供は、いっせいに指定された
形の中に入りに行きます。
鬼にタッチされないように、皆で
少しずつゆずりあって形に入ると、
全員入れることも。
保育園では、大人がルールを細かく
言わずに、そこは子供に任せることが
多いですね。
⑤鬼は他の子供が形に入りに行く前にタッチをしにいく。 |
鬼の子供は、指定した形に他の子供が
入りに行く前にタッチをしにいきます。
⑥タッチされた子供が次に鬼になる。 |
鬼にタッチされた子供が、次の鬼を
します。
もっと、まるさんかくしかく鬼を楽しむには?
まるさんかくしかく鬼を楽しむには、少し変化をつけます。
たとえば、
- 〇や△、□の形を小さく
描いたり大きく描いたり
してみる。 - たくさん〇や△、□を
描いてみる。 - 他の形も取り入れてみる。
(今まではハートや☆型も
人気でした。)
こんな工夫をすることで、
もっと楽しく遊べますよ。
ひょうたん鬼
次にご紹介するのは、ひょうたん鬼です。
ひょうたん鬼は、ルールが少し変わって
いる鬼ごっこ!
子供からの人気が高く大人も一緒に
遊んでも楽しいですよ!
では、ひょうたん鬼で遊ぶために
必要なものなどを確認していきましょう。
◆ひょうたん鬼の詳細◆
◇遊びに必要な人数◇
- 一番最小人数は2人。
最大人数は制限なし。
◇適した場所◇
形が描ける場所。
(保育園の場合遊戯室ならテープを
貼ってしています。)
◇準備するもの◇
- 形をかくもの。
- 石2個
(小さすぎないようにする。
子供が動かしやすいサイズで
選ぶ。)
ひょうたん鬼の遊び方
では、ひょうたん鬼の遊び方の
説明です。
①地面にひょうたんの形を描く。 |
地面にひょうたんの形をかきます。
②鬼を1人きめたら他の子供は、ひょうたんの周りに広がって待つ。 |
1人決めます。
③よーいスタート!で、遊び始める。 |
大人が「よーいスタート!」など
今から鬼ごっこが始まるんだと
子供が分かるように掛け声をかけて、
遊び始めます。
「ひょうたん鬼」は、ルールが他の
鬼ごっこよりも少し変わっていて、
- 鬼は基本的にひょうたんの
外側しか行けない。
(ひょうたんの口の石が
あいているときは入ることが
出来る) - ひょうたんの中は鬼にタッチ
されない安全地帯。 - ひょうたんの口からしか
出入りができない。
- ひょうたんの口のところに
置いてある2つの石を開けて
入り、入ったら必ず石を元に
もどす。
開いたままだと、鬼が入って
きてしまう。
- 鬼にタッチされたら鬼を
交代する。
鬼ごっこです!
もっとひょうたん鬼を楽しむには?
ひょうたん鬼で遊ぶことに
慣れてきたら、鬼にタッチされたら
交代ではなく、どんどん鬼を
ふやしていくことで、より楽しめる
ことができますよ!
バナナ鬼(動画あり)
次は、バナナ鬼のご紹介です。
バナナ鬼は、鬼にタッチされて
しまうと、なんとバナナになって
しまう!という鬼ごっこ(笑)
ものなどを確認していきましょう。
◆バナナ鬼の詳細◆
◇遊びに必要な人数◇
一番最小人数は3人。
最大人数は制限なし。
◇適した場所◇
危険のない広い場所ならどこでも!
◇準備するもの◇
とくになし。
バナナ鬼の遊び方
ではバナナ鬼の遊び方をご説明します。
①鬼を1人決める。他の子供は広がって待つ。 |
じゃんけんなどで鬼を決める。
他の子供は広がってまつ。
②よーいスタート!で、遊び始める。 |
大人が「よーいスタート!」など今から
鬼ごっこが始まるんだと子供が分かる
ように掛け声をかけて、遊び始めます。
バナナ鬼の基本的なルールは
- 鬼が鬼以外の子供に
タッチする。 - タッチされた子供はバナナに
なる。
(両手をあげて手のひらを
くっつけてバナナになる) - 鬼以外の子供にもう1回タッチ
してもらえればバナナの皮が
一枚めくれるので、片手を
下げる。 - もう1回タッチしてもらえると
ようやくまた逃げることが
できる。
我が子で再現した動画でも確認
できるようにしています。
ひっこし鬼
次は、ひっこし鬼のご紹介です。
ひっこし鬼は、鬼以外の子供が
安全地帯を移動しながら遊ぶ鬼ごっこ。
これも子供たちのテンションが上がり、
とても楽しく遊べる鬼ごっこです。
◆ひっこし鬼の詳細◆
◇遊びに必要な人数◇
一番最小人数は3人。
最大人数は制限なし。
◇適した場所◇
形が描ける場所。
(保育園の場合遊戯室なら
テープを貼ってしています。)
◇準備するもの◇
形をかくもの。
ひっこし鬼の遊び方
では、ひっこし鬼の遊び方を
ご説明します。
①地面に好きな図形を子供の人数に合わせて描く。 |
まず、ひっこし鬼を始める前に
安全地帯となる図形を子供の人数に
合わせて、描いていきます。
子供の人数に合わせる理由は、
子どもの一極集中を防ぎ、ケガを
防止するため!
子供の人数が少なければ、図形の数も
そんなに沢山はいりません。
しかし、
子供の数が増えた場合は、ケガを防止
するためにも図形の数を増やします。
図形の形を色々描いておくことで、
子供が一か所に集中することも
防げます。
②鬼を1人決める。他の子供は広がって待つ。 |
じゃんけんなどで鬼を決める。
他の子供は広がって待つようにします。
③よーいスタート!で、遊び始める。 |
今から鬼ごっこが始まるんだと子供が
分かるように掛け声をかけて、
遊び始めます。
- 鬼が最初に
「せーのっ!おひっこし!!」
と、掛け声をかける。 - 鬼以外の子供が好きな図形の
中に逃げる。 - 鬼は逃げられる前にタッチ
する。 - 鬼は図形の中には入れない。
- 鬼以外の子供は、直前に逃げた
図形には逃げられない。 - タッチされたら、鬼を交代する。
直前までいた図形には逃げられないと
いうところがポイント!!
すばしっこいというだけでは、
タッチされてしまいます。
色鬼
次は、色鬼のご紹介です。
色鬼は、鬼以外の子供が鬼に
指定された色を見つけてタッチ
する鬼ごっこ。
これも足の速さに関係なく
楽しめるようになっています。
鬼ごっこのなかでは、歴史が
ありますが、今でも人気ですよー。
◆色鬼の詳細◆
◇遊びに必要な人数◇
一番最小人数は3人。
最大人数は制限なし。
◇適した場所◇
危険のない広い場所ならどこでも!
◇準備するもの◇
とくになし。
色鬼の遊び方
では、色鬼の遊び方をみて
いきましょう!
これは、めずらしく鬼以外の
子供からの声かけで始まります。
①鬼を1人決める。他の子供は広がって待つ。 |
じゃんけんなどで鬼を決める。
他の子供は広がってまつ。
②よーいスタート!で、遊び始める。 |
大人が「よーいスタート!」など
今から鬼ごっこが始まるんだと子供が
分かるように掛け声をかけて、
遊び始めます。
色鬼の基本的なルールは、
- 鬼以外の子供が
「いろ・いろ・いろ・いろ
どんないろ?」と声を
そろえていう。 - 鬼が自分の好きな色を
きめて「○○色!」という。 - 鬼以外の子供は、指定された
色を一斉にタッチしに行く。 - 鬼は色をタッチされる前に、
鬼以外の子供をタッチする。 - 鬼にタッチされたら、鬼を
交代する。
もっと色鬼を楽しむには?
だんだん慣れてきたら、
指定する色を増やしても楽しめます。
例えば、
「緑と黄色!」
と、言われたら緑と黄色を同時に
タッチできるところを探すんです。
意外と大変なんですが、面白い
ですよ!!
こおり鬼
次は、こおり鬼のご紹介です。
これも昔から伝わっている
鬼ごっこの1つですよね。
こおり鬼は、鬼にタッチされて
しまうと、名前の通りに氷になって
しまう!という鬼ごっこ(笑)
ものなどを確認していきましょう。
◆氷鬼の詳細◆
◇遊びに必要な人数◇
一番最小人数は3人。
最大人数は制限なし。
◇適した場所◇
危険のない広い場所なら
どこでも!
◇準備するもの◇
とくになし。
こおり鬼の遊び方
では、氷鬼の遊び方を
説明していきます!
①鬼を1人決める。他の子供は広がって待つ。 |
じゃんけんなどで鬼を
決める。
他の子供は広がってまつ。
②よーいスタート!で、遊び始める。 |
大人が「よーいスタート!」など
今から鬼ごっこが始まるんだと
子供が分かるように掛け声を
かけて、遊び始めます。
氷鬼の基本的なルールは、
- 鬼が鬼以外の子供に
タッチする。 - タッチされた子供は
氷になる。
(両手をあげて手のひらを
くっつけて氷のように固まる) - 鬼以外の子供にもう1回
タッチしてもらえれば解凍
されて動ける。
とても単純なのですが、
繰り返し楽しめる鬼ごっこです!
ただ、
- ときどき氷になっているのか、
- 氷になっていないのか。
で、トラブルになることもあるので、
氷になっているときは、
- しっかり両手をあげて
固まる
と、いうことを子どもと一緒に確認
しておくようにしましょう。
これだけでも、トラブルが減らせ
ますよ。
さいごに
鬼ごっこは身体全体を無理なく
自然に使うことができるので、
子供たちには沢山経験してほしい
遊びの1つです!
幼児期からたくさん身体を
動かして遊び、バランスよく
子供の力を育ててあげたいですね。
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