こんにちは。ベテラン保育士せいせいです。
今日は子供の歯磨きについてです。
歯磨きは歯が生え始めてから本格的に始まるのですが、
子供によって歯磨きに対する反応も様々です。
すんなり歯を磨きやすいように大きな口を開けてくれる子供もいれば、
歯磨きをしようとしている大人の気配を察知するだけで逃げたり隠れたり・・・。
大泣きで暴れる子供もいます。
毎日の歯磨きからは、どうしても逃れることが出来ません。
とくに大泣きする子供の歯磨きは、どうしたらいいのか毎日考えるだけでも
おっくうになりますよね。
私も子供に大泣きされて、父親に「もういいだろ!」と言われることも沢山ありました。
そんな私が色々試してみた結果を紹介したいと思います。
まずやってみたのは・・・。
最初に歯が生え始める前から、歯磨きの前段階で指にガーゼを巻いて歯茎をきれいに
して、口の中を食後にはキレイにする習慣をつけ始めました。
(突然歯ブラシから始めると、抵抗される可能性が強くなると思います。)
このとき、口の中をキレイにする使い捨ての歯磨きナップがあるのですが、すごく
便利でした。外出時にも持ち運べるのと、あと災害時に水が使えないときにも
これは約に立つので今も非常持ち出し袋に入れています。
口の中を大人がきれいにする習慣がついて、次に歯ブラシでササっと磨くようにします。
時間をかけすぎると、一気に歯磨きが嫌いになる可能性が高まります。
この時から、歯磨きが苦手な子は大泣きするかもしれません。
大泣きする子供は、まず仰向けにされるのも嫌がります。
私は、優しく「ゴロンしてお口キレイにしようねー。」と話しかけながら、仰向けに
してみましたが、その結果は「ぎゃーー!!」と、大泣きされるだけでした。
歯磨きが全然できない状況になるわけです。
私はワラにもすがる思いで、子供向けの教材で歯磨き対策の付録が付いているものを試しましたが、全く効果がありませんでした。(下の子は効果があったので、これも個人差ですね。)
効果があったのはこれ
仰向けにされるのは、何かいつもと違う雰囲気を感じ取っているのかも。。と
思っているのかもしれないと考えた私は、できるだけ子供に不安感を与えないように
子供のお気に入りのぬいぐるみを持たせてみました。
そして、「今からお口をきれいにするからね。大丈夫だよ。」と、言い聞かせて
スタート!
なんと、うちの場合はこれで仰向けになることがクリアできました。
そして大きく足を大人が開いて、その間に子供をコロンとさせると丁度身体が
ピッタリとはまります。
大人に触れているからか、この体勢だとスムーズに歯磨きができました。
(大人に触れていることで子供は落ち着くことが多いです。)
歯磨きをしっかりできたあとは、キシリトールのタブレットをご褒美として
用意しておくと、食いしん坊の我が子は口も頑張って開けてくれていました。
ご褒美があると頑張れるのは子供も大人も一緒ですね。
しっかり歯磨きが出来たあとは、必ず大げさでもいいので褒めまくります。
これで達成感も味わえるはずです。
あと、出来るだけ歯磨き粉は発泡剤が入っていないジェルタイプがおすすめです。
発泡剤が入っていると、しっかり歯が磨けていないのにも関わらず、歯を磨いた感覚に
なるからです。
あと、口をゆすぐときも口の中がアワアワしていると、中々すっきりしないと思います。
ジェルタイプは発泡剤が入っているものよりも、保管しておくときにタレやすい傾向に
あるのですが、冷凍庫に入れておくと適度な粘度になるので使いやすいです。
■まとめ■
大泣きする子供に歯磨きをするのは、とても大変です。
まず、歯磨きが怖くないことを知ってもらうためにも、子供が安心できるようにしてあげることが重要です。
色々な方法を試して、子供の虫歯を防いでいきたいですね。
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