洗濯物って毎日たくさんあると、
たたむのも大変!
毎日、仕事や育児、家事に追われて
バタバタ忙しいなか、洗濯物をたたむ
のが大変だと思っているママやパパも
たくさんいると思います。
そんなとき、
子供が自分の服をたたんで
くれたらいいなぁ。
と、思ったことはありませんか?
そう思ったあなた!
大正解!!そうなんです。
子供だって自分の服をたためます。
ママやパパが忙しいときに、サッと
自分の服だけでも子供がたたんで
くれるのってありがたい!
そこで、今回は保育士目線で、子供に
服のたたみ方の教え方をご紹介。
保育園で子供に教えている2歳から
1人で簡単に出来る、洗濯物の
たたみ方の教え方をご紹介していき
たいと思います。
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保育園で子供に教えている簡単な洗濯物のたたみ方
さて、さっそくですが、子供への
洗濯物の畳み方を簡単に教える
方法をお知らせしていきますね。
保育園では、
います。
したい言葉は・・
身近です。
「はんぶんこ」
子供に分かりやすく、覚えやすく
しています。
使って、実際に保育園で教えている
方法をご紹介していきたいと思い
ます。
子供の服(半袖、長袖トレーナー)のたたみ方
では、最初にイラストで子供の服の
(半袖、長袖トレーナー)たたみ方を
お知らせします。
このときのポイントは4つ!
・子供への声掛けの仕方
・大人が見本を見せる
・子供に任せる
・ほめてあげる
しましょう。
一緒に書いていますので、参考にして
みてくださいね。
①袖を中にたたむ。
まず最初に袖から畳んでいきます。
このときに
「そで ぺったん」と、言いながら
すると2歳くらいから出来ます。
②服の裾部分を持って上にたたむ。
袖がたためたら、次は裾部分を持って
上半分に向かってたたみます。
ここでは、
・服の前後の生地を両方持ってたたむ
ことをしらせる
ことがポイントです。
ママやパパが持つところをしっかり
見せてあげるといいですよ。
「いっしょに持って。」と、子供に
声を掛けて、一緒にするのも感覚が
つかみやすい!
③横方向に半分に畳んで出来上がり!
最後に、もう半分横方向にたたんで
出来上がりです。
では、次に動画でご紹介しますね。
この時に少し畳み方がズレていても
「上手にたためたね!」
と、ほめてあげましょう!
最初のうちは上手に出来なくても
当たり前。
ゆっくり、ゆっくり時間をかけて
上手にたためるようになります。
1年くらい毎日していれば、どんな
子供もほとんど服が畳めるように
なるので、それくらい時間をかける
つもりで見守るといいです。
子供のズボンのたたみ方の教え方
次は、ズボンのたたみ方の
教え方です。
ズボンのたたみ方で保育園の子供の
様子をみていると、半分にたたまず
片足ずつ畳んでいる子供も多いです。
ただ、
・子供の手先の力
・バランス感覚
を、より鍛えていこうと思うと
それでは不十分なので、保育園では
両足をそろえて畳む方法を教えて
います。
ではズボンのたたみ方も、イラストと
動画でご紹介したいと思いますよ。
①ズボンの両足をそろえて畳む。
子供は、何も言わないと片手で、
ズボンを掴んでたたもうとし、上手く
いかないと怒ることも。
なので、しっかり両手を使って、
「はんぶんこ」に畳むようにママや
パパが教えてあげます。
もちろん、どこを持てばいいのか
一緒にしてあげるといいですね。
②半分に畳む。
このときも両足をそろえて持つように
しっかり教えてあげましょう。
③さらに半分に畳んだら出来上がり!
今度は「わ」になっている方を
持つので、たたみやすいです。
たためたら、すかさず
「上手にできたね。」と、声を掛けて
あげましょう。
タイミングを逃さないことで、いつも
ママやパパが見守ってくれていると
いう安心感につながるんですよ。
次に動画でもご紹介したいと思います。
さぁ次は靴下やパンツのたたみ方の
教え方を見ていきましょう。
子供の靴下やパンツのたたみ方の教え方
子供の靴下やパンツのたたみ方の
教え方を次にご紹介しますね。
パンツや靴下は、たたむ動作が他の
衣類よりも少ないので、わりと簡単に
出来ます。
では、パンツや靴下のたたみ方の
教え方もイラストと動画でご紹介
していきますね。
最初はパンツのたたみ方の教え方
から見ていきたいと思います。
◇パンツのたたみ方の教え方◇
①下半分を上にたたむ。
パンツは他の衣類よりも子供が扱い
やすいので、自分でやりやすい!
持つ場所も教えるとすぐに理解しや
すいですよ。
②横方向に半分にたたんで完成
これも「はんぶん」というと、
ほとんどの子供が難なく畳んで
くれることが多いです。
次は、靴下のたたみ方の教え方を
ご紹介していきますよ。
◇靴下のたたみ方の教え方◇
①両足をそろえる。
靴下は当たり前ですが、1足ずつ
バラバラですよね?
なので、最初に両足をそろえて
置くことをお知らせします。
保育園では、
「こうやって、ぺったんするよ。」
と、まず見せながら言葉も掛けて
います。
②靴下の足首あたりで半分に畳ん
だら完成!
両方のつま先をもって、大体足首
あたりで折りたたむと上手に
たためます。
ソックスのときは、この方法で上手く
たためます。
して畳むように声をかけてあげると
いいと思いますよ。
子供が洗濯物をたたむ習慣を
つけるためには、どうしたら
いいのか考えていきましょう。
子供が洗濯物をたたむ習慣をつけるには
子供が洗濯物をたたむ習慣をつける
には・・
・洗濯物をたたむのが楽しい!
と、思うようにしてあげるのが
ポイント!
年齢別に楽しく洗濯物をたたむには
どうしたらいいのか、考えていきたい
と思います。
◇1歳児~2歳児◇
洗濯物をたたむ楽しさというよりは
まだ「ママやパパがほめてくれて、
嬉しい!」という気持ちをいっぱい
育ててあげたい時期。
なので、この時期にいっぱい褒めて
もらうという体験と、同時に洗濯物を
たたむという行動に触れておくと、
次のステップにつなげやすいです。
子供が自分の物を、大人と一緒にでも
たためたら、ほめてあげてください。
そして「ありがとう。」も、言って
あげると更に達成感につながります!
◇3歳児~◇
このくらいの年齢になると、ゲーム
感覚を取り入れるのもおすすめ!
4歳になるころから、
・くやしさ
・うらやましさ
という、少し複雑な感情も育って
くるので、楽しめるんです。
たとえば・・
・1分間で服がたためるか。
という、簡単なものでも十分。
このときも、正確に1分計ると
間に合わないこともあるかもしれま
せん。
そうなると癇癪を起す子供もいます
から、大げさ目に間に合うように
数えてあげるといいですよ。
いつも同じだとつまらなくなるので、
少しずつ変化をつけつつ、繰り返して
いくと洗濯物も楽しくたたむことが
できます。
そして、お手伝いの一環としても
お願いしつつ、自分のことだから、
やって当たり前ではなく、ママや
パパから「ありがとう。」と、言って
もらえると、意欲や達成感も育つん
です。
自分のしたことを人に認めてもらえる
って子供でも嬉しい。
それがママやパパという大好きな存在
から認めてもらえたら、もっと嬉しい
気持ちでいっぱい!
きっと習慣になるきっかけって、こんな
ささいなことだと思います。
子供は毎日服をたたむ作業がある
保育園では、自分で服をたたむと
いう作業が付いて回ってきます。
・昼寝
・身体測定
・プール
などは、定期的にありますし、
毎日の給食で汚れてしまったり、
遊びで汗をかいたりすることで
何回も服を自分でたたむという
ことをしなくてはいけません。
なので、子供が保育園で困ることを
減らすためにも、お家で楽しく服を
たたむ練習をしておくといいですよ。
お家での子供にできるお手伝いの
一環として、自分の服を畳んでもらう
習慣をつけるといいと思います。
ママやパパは収納のことで畳み方にも
こだわりがある方もいらっしゃるかも
しれません。
そんなときは、子供が上手にたためる
ようになってきたら、教えてあげると
いいと思います。
現に年長さんくらいになると、
洋服屋さんのように畳んでいる子も
います。
子供に服のたたみ方をイラストで教えるには?
なかなか言葉だけでは理解しにくい
子供には、イラストで教えてあげる
のも有効。
もしくは、子供本人のTシャツなどの
写真でも大丈夫。
例えば、服のたたみ方なら、
- 袖を畳んだ状態で写真を
撮るかイラストを描く。 - それだけをラミネートする。
と、いうように作ります。
このときの
ポイントは子供に教える情報量。
言葉だけで分かりにくい子供には、
一度にたくさんの情報があると、更に
分かりにくくなってしまいます。
なので、大変かもしれませんが、
動作一つ一つを分断して、写真や
イラストにするほうがいいですよ。
私は、ダイソーで、ラミネーターが
家になくてもラミネートできる
フィルムを見つました。
それを使用して、絵表示も作って
いますよ。
ただ、やはりラミネーターで
ラミネートするほうが、しっかり
出来ますが、家で使う分には問題
ないと思います。
さいごに
今回は子供の服などの洗濯物の
たたみ方の教え方について
お伝えしました。
子供は、マネをして日々いろいろな
事を吸収しています。
小さいうちから、服をたたむことを
習慣づけておくと、これから先、
子供が無駄に困ることが減ります!
もう一度まとめておくと、
- 大人と一緒にしたり、見本を
見せてあげながら畳み方を
教えてあげる。 - 子供に分かりやすい言葉を
使う。 - できたらタイミングを
逃さずにほめる! - すぐに大人が手伝わない!
- 毎日継続する。
やる気と意欲は育ちます!
こともあるかもしれませんが、継続
してみてくださいね。
しますよー。
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