イヤイヤ期って、ママにとってはしんどい時期ですよね。
ママだけでなく、保育士目線で見ても出来たらやめてほしいイヤイヤ・・(笑)
イヤイヤ期になると、子育てが順調だったママも、きっと一度はイライラした経験はあると思います。
だってー!!
嫌!!
みたいな、大人からみると理解できないような「は??」と、いったかんじのことで大泣きする
こともありますし、買い物に出かけている時なんかは、レジの支払いの最中に何故かいきなり騒ぎ出す場合も・・。
そうなると、ママもイライラが大きくなってきて、つい・・
「わかったって!うるさい!」
なんて、怒鳴ってしまう・・。
そうすると、子どもは更に
ぎゃぁぁーー!!!
と、いうこともあるのではないのでしょうか?
今回は、イヤイヤ期でイライラして怒鳴るのをやめる1つの方法を、保育士目線からお伝えしたいと思います。
イヤイヤ期でイライラして怒鳴る大きな3つの原因
では、最初に子どものイヤイヤ期でイライラして怒鳴ってしまう原因から一緒に考えていきましょう。
イライラして、怒鳴ってしまう原因は、大きく分けると3つ。
- ママの気持ちに余裕がない。
- 時間に追われている。
- 育児が思ったようにいかない。
と、いうこと。
怒鳴ることが好きなママなんて、いないはず!
この3つの方法の対応策が分かれば、怒鳴ることもきっと少しずつですが、減らせますよ。
では、順番にみていきましょう。
気持ちに余裕がない
ママの気持ちに余裕がない状態は、育児にとって辛い大変な状況。
なぜなら、育児はどうしても子どもと向き合う必要があるからです。
何か心配事があったり、家族関係でもめていたりすると、気持ちに余裕がない事もあります・・。
時間に追われている
タイムスケジュールが、過密なママも忙しさのあまり、イライラして子どもに怒鳴ってしまうことも・・。
仕事と育児、家事を両立していると、それは大変あわただしく、時間に追われ息をつく暇がない状態になりがちです。
そうなると、イヤイヤ期の子どもに怒鳴ってしまう状況が作りだされやすいですよね。
思うようにいかない
家族や親せき、子育て情報やママ友などから得られる情報も、時に自分を苦しめる原因を作りだすこともあります。
〇〇ちゃんは、あんなに
泣かないのに、うちの子は
なんで?
こんなふうに考えているときに、子どもがイヤイヤを炸裂させると、子育てが思い通りにいかない思いから、知らず知らずのうちにイライラ・・。
そして、怒鳴ってしまうことにもつながっていきます。
イヤイヤ期でイライラ!怒鳴るのをやめる方法は?
イヤイヤ期でイライラして怒鳴ってしまうママ・・。
人間は感情の生き物なので、当たり前といえば、当たり前なんです。
でも、出来たら怒鳴るのをやめたい。
そんなとき、試してほしい1つの方法をご紹介しますね。
それは・・。
- イライラしている自分も、
イヤイヤをしている子どもも
ただ、それをそのまま受け流す。
これだけ。
子どもにイライラしても、イヤイヤで子どもが暴れても、大泣きしても大丈夫。
子どもが泣いたら
「泣きたいんだね。」
と、子どものそのままの姿を、受け流すようにします。
身体をバタバタさせて暴れたら、そばに座ってみる。(正面じゃなく横位置。)
こんなふうに、
- 子どもの行動を受け流す
と、いうスキルを身につけるのと、イライラして怒鳴らずに済むんです。
あ!
決して無視じゃないですよ。
簡単に見えますが、多分最初は難しいはず。
頭では分かっていても、なかなか上手くいかない・・。
でも、人間って不思議なもので、やっているうちに慣れてきます。
具体的な対応方法については・・
イヤイヤ期のひどい子の特徴とは?対応方法を5ステップで保育士が紹介!
こちらにも詳しくまとめています。
ちなみに、すぐ出来るようにはならないはず。
私も上の子が10歳ですが、最近まで怒鳴ってました・・。
(もちろん仕事では怒鳴りません。)
イヤイヤ期でイライラして自己嫌悪になる・・。
多分、イライラして怒鳴ってしまう原因のなかには・・
- 近所迷惑。
- かっこ悪い。
- 何か対応しなきゃ。
- ダメな母親だと思われる。
などの気持ちがあるからだと思うんです。
そうなると、多くのママたちは自分を責めてしまい、自己嫌悪に陥りがち。
でも、自己嫌悪になる必要はないんですよ。
なぜなら、自己嫌悪になっても、何にも解決しないから。
むしろ、自己嫌悪ばかりの日々だと、精神的にしんどくなってしまいます。
なので、
怒鳴るくらい、めちゃくちゃ辛い状況になっていることをまず、ママ自身が自覚しましょう。
そして、
- 保育園の先生
- 児童館の先生
- 支援センターの職員
など、専門的な関わりが出来る人に勇気を出して話しかけてみてください。
きっと力になってくれるはず!
私でも構いません。話を聞くくらいは出来ますので・・。
さいごに
今回は、子どものイヤイヤ期でイライラして怒鳴ってしまうということを中心にお伝えしました。
子どもが暴れたり、大声で泣き叫んだりして、周りの人から見られると、自分まで責められているような気になることもあると思います。
でも・・。
きっとそんな視線の中にも、応援してくれている視線もあるんです。
なので、
「受け流し」のスキルを身につけることを意識して、過ごしてみてください。
少し怒鳴るのが減りますよ。
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