こんにちは。ベテラン保育士せいせいです。
今日は保育園に入園するための準備段階で見学するときのポイントについて書きます。
保活のシーズンになってきました。
保育園に入園させたい方が毎日のように見学に来られています。
職員とブラっと園内をまわって、とりあえず様子見?そんなかんじの方が
大体みていて多いような気もします。
では、どこを見たり職員に尋ねたりすればよいのでしょうか?
どんなふうに子供が育ってほしいですか?
自分のお子さんがどんなふうに大きくなってほしいのか、そこをしっかり
考えておくことがポイントになると思います。
園によって、保育方針は様々です。
食育に力を入れている園もあれば、自然と関わることに力を入れている園など、
特色がかなり違うと思います。
3歳~5歳児まで一緒の園もあれば、年齢別に分かれている園もあります。
英語やスイミングをさせてくれる園もあります。
遊びも自由な園もあれば、テーマが決められていて、その中で自分たちで
遊びを選択するという園もあります。
そのため、子どもに何を大切にしてほしいかをしっかり考えておいたほうが、
ただ見て回るだけよりも深く理解できると思います。
正直、自分の職場復帰のため保育園を選んでいられない方もいらっしゃるかも
しれませんが・・。
聞きたいことリストを作ってみよう!
あと、確認しておきたいのは、アレルギー対策や低年齢で園に預ける場合、
どこまでしっかり子どもにあった食事を提供してもらえるのか、それも大事です。
たとえば、1歳児さんで預ける場合、離乳食の進みが遅い場合、園でその子にあった
給食を提供してくれるのかどうかということです。
1歳を過ぎたら、幼児食に移行してしまう園もありますので、そのような園に入園させる
場合は、自分の子の離乳食もしっかり進めておく必要があります。
アレルギーの検査もしっかり病院で診断書を書いていただかないといけない園も多いと
思うので、そこも確認されたほうが良いでしょう。
病院の薬に関しても、園により預かったり飲ませるのは、ダメだったりと色々分かれています。
とにかく、子どもの色々な場面を想定して入園してから、こんなはずじゃなかったのに・・と
思わないように見学のときにしっかり聞いておけるようにすることが大事です。
そのために聞きたいことリストを作るのです。
他のサイトにも書かれていることのほかにも、安全面ではお昼寝時の職員が付くのかや、ケガをしたときの対応(保育士は医師や看護師ではないので基本的に薬は預からないことが多いです。)、病院へ行かなければならないときには保護者も付き添うなかなども聞いておきたいところです。
保育園は子どもを預けるだけの託児所ではありません。
子どもの成長を家庭と共に見守り、支援していくための施設です。
そのため、子どもの悩みなどを相談したときに、しっかり受け答えができる園かどうかや自分も、もし子どものことで園から相談したいといわれたときに、向き合えるのかどうかそれも頭の片隅に入れておくと、入園してからも嫌な思いをすることが少ないと思います。
■まとめ■
保育園を探すだけでも大変ですが、自分の考えに合う園を是非探してみてください。
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