こんにちは。
ベテラン保育士のせいせいです。
今日は、親子で楽しむことができる
ふれあい遊びについてご紹介したいと
思います。
ふれあい遊びは、1歳をすぎて、
2歳くらいからしかできないと
思われがちです。
しかし!
実は0歳からできるものもあるんですよ。
その名の通り、ふれあい遊びとは
親子でふれあうことができる遊び!
ふれあい遊びは大人と子供が
スキンシップをすることが多いですよね。
保育園で0歳児と一緒にすると、すごく
喜んでくれます。
そこで、ふれあい遊びがどうして良いのか
ということを、ご説明し、0歳から
楽しめる、乳児向けの親子で出来る
ふれあい遊びを5つご紹介したいと
思います。
子どもが大好きなアンパンマンの手遊びは
乳児も出来る!トントントントンアンパンマンの手遊び3つ紹介!
わらべうたは・・・
乳児に人気の遠野のわらべうた5つ紹介!0歳もママと一緒に楽しむ!
ふれあい遊びが良い理由って何かあるの?
では、最初にふれあい遊びが良い理由に
ついてご紹介しますよ。
ふれあい遊びが良い理由を、大きく
3つにまとめました。
- スキンシップにより「オキトシン」
が分泌され大人との愛着関係を
深める。 - 子どもの記憶力がよく、ストレスに
強くなる。 - 大人のストレス解消効果もある。
では、順番に見ていきましょう。
①スキンシップにより「オキトシン」が分泌され大人との愛着関係を深める。
スキンシップは「オキシトシン」という
脳内物質を分泌します。
「オキトシン」とは「愛情ホルモン」とも
呼ばれる物質で、リラックスした気持ちで
肌を触れ合うことにより、大人と子供の
脳内に分泌されます。
すると、大人との愛着関係を深めることが
できるんです!
愛着関係というと、「何それ?」と思う
ママもいるかもしれません。
簡単にいえば「あたたかい絆」の
ようなもの。
「あかちゃんをぎゅーっと抱きしめたい」
「かわいい」
そんな気持ちを重ねることで、
作られていくものですよ。
②子どもが記憶力がよく、ストレスに強くなる。
子どもが大人とふれあい遊びをし、
スキンシップをとることで、
- 記憶力がよくなる。
- ストレスに強くなる。
と、いう効果も期待できます。
脳がもっとも発達するのは、
生後一年ほどの間と言われています。
その間に、
オキシトシンの影響を十分に受けると、
脳自体がオキシトシンを出しやすい
ように変わるため、記憶力がよく
ストレスに強い大人になれるんです!
どんなことがあっても、
自分の力で立ち直れる!
そんな大人になれれば素敵ですよね!
③大人のストレス解消効果もある。
大人も子供との、ふれあい遊びの中で
スキンシップをとることにより、
- 安らぎ
- ストレス解消
といった効果も期待できるんですよ。
スキンシップ効果が高くなりやすいのは、
なんと!朝より夕方。
なので、お仕事をされているパパや
ママにも、取り入れてもらえやすい!
赤ちゃんと大人の両方に、よい効果が
期待できるふれあい遊びは、是非
強くママやパパたちに進めたいですね。
つぎに、乳児向きのふれあい遊びを
ご紹介します。
0歳からできる!乳児向けの親子でできる「ふれあい遊び」5つ紹介!(コツあり)
それでは0歳からできる、ふれあい遊びを
5つご紹介していきたいと思いますよ。
- にんどころ
- いないいないばあ
- ぞうきん
- きゅうりができた
- おすわりやす
さぁ、さっそく順番に見ていきましょう。
1 にんどころ
最初にご紹介するのは、
「にんどころ」というふれあい遊び!
これも、
ねんねの赤ちゃんにもできる遊びで、
実は古い歴史のある「わらべうた」に
近いものなんです。
まず歌詞をご紹介しますね。
【にんどころ】
ここは かあちゃん にんどころ
ここは とうちゃん にんどころ ここは ばあちゃん にんどころ ここは じいちゃん にんどころ だいどう だいどう こちょこちょこちょ |
大人の顔が見えるように、仰向けに
ゴロンと寝かします。
①「ここは かあちゃん にんどころ」と 歌いながら目の横あたりを人差し指で 優しくトントンと、ゆっくり触れます。 ②「ここは とうちゃん にんどころ」と ③「ここは ばあちゃん にんどころ」と ④「ここは じいちゃん にんどころ」と ⑤「だいどう だいどう」で、アゴから そして「こちょこちょこちょ」で、 |
笑ってくれると、すごくかわいいです!
次にご紹介するのも、昔からある
ふれあい遊びです。
ほとんどの大人が、親しんだことの
ある遊びではないでしょうか?
2 いないいないばあ
「いないいないばあ」は、見えなく
なったものを一時的に覚えておく
ことで、短期記憶する能力を鍛える
と、いわれています。
また、「いないいないばあ」は大人の顔が
隠れて不安になるけれど、また大人の顔が
見れるという期待感、顔が現れたときの
驚きや喜びなど感情や情緒が豊かになる
ことにつながります。
遊び方のコツは・・
- 顔を隠すときに、大人の手の他に
ハンドタオルやハンカチを持って
顔を隠してみる。 - 大人が両手で「いないいない。」
と、顔をのぞかせるまでの時間を
長くしたりする
と、飽きずに遊べます。
ちょっとアレンジをしてみて、両手の
横から顔をのぞかせてみるのも楽しい
ですよ。
3 ぞうきん
これは、保育園でも大人気のふれあい
遊びです。
0歳児だけでなく、2歳児でも喜びますよ。
まずは歌詞をご紹介しますね。
【ぞうきん】
ラララぞうきん ラララぞうきん ぞうきんを ぬいましょう ちくちくちくちく ちくちくちくちく ラララぞうきん ラララぞうきん ざぶざぶざぶ ざぶざぶざぶ ラララぞうきん ラララぞうきん ぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅ ラララぞうきん ラララぞうきん ごしごしごし ごしごしごし シュー |
私はこの歌詞なのですが、メロディーが
少し違います。
これは聞いて覚えるため。
なので、保育士によっても様々ですよ。
このふれあい遊びは、子供をぞうきんに
見立てて絞ったり、つんつんとしたり
など色々な刺激を無理なく与える
ことができます。
子供のバランス感覚を鍛えることも
できるため、おすすめですよ。
4 きゅうりができた
これも保育園では、定番のふれあい遊びで
子供たちは大好き!
保育士によっては「きゅうりもみ」と
呼んでいる場合も・・。
子供をきゅうりに見立てて、調理していく
という「ふれあい遊び」になっています。
先ほどの、「ぞうきん」のふれあい遊びと
同じように子供のバランス感覚を鍛える
あそびですよ。
まず、歌詞をご紹介しますね。
【きゅうりができた】
きゅうりができた きゅうりができた きゅうりができた さぁたべよう 塩ふって ぱっぱぱ ぱっぱぱっぱぱ いたずり きゅっきゅきゅ きゅっきゅっきゅっきゅきゅ トントンきってねトントンきってね おててをあわせて いただきます |
動画では、だいぶハイテンポで歌って
いらっしゃるのですが、私はもっと
ゆっくり歌っています。
最後にくすぐりがあるため、何回も
くりかえしているうちに子供が、
くすぐってもらうことを期待している
様子も分かり、とてもかわいいですよ。
5 おすわりやす
これも昔から大人気のふれあい遊びの
一つです。
ダイナミックに大人が身体を動かすので、
子供は、まるででこぼこ道を走って
いるかのように体が上下したり、最後は
「どっしーん」と着地するため、とても
喜ぶんですよー。
では、歌詞をご紹介しますね。
【おすわりやす】
おすわりやす いすどっせ あんまりのったら こけまっせ どっしーん |
- 「こけまっせ」が「おちまっせ」
- 「どっしーん」が「どっすーん」
と、少し違いはありますが、アレンジ
しても楽しいですね。
さいごに。子供の反応があまりないときは?
子供にも個人差があるため、あまり
「ふれあい遊び」を好まない場合も
あります。
ふれあい遊びにも好みがあり、
- 静かな動きが好き。
- ダイナミックなものだけが好き。
など、色々です。
なので、子どもに合わせて子どもが喜ぶ
ものを、繰り返ししてあげることで、
ほかの遊びへの関心が広がることも
あります。
嫌がったり、泣いたりする場合は、決して
無理強いしないこともポイント!
最初のうちは、反応がなくても、
くりかえし何回もやっているうちに、
突然にこっとしたり、何らかの反応が
でたりするんです!
それを楽しみにやってみてくださいね。
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